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和紙で包んだ西ノ内・紙漉き師の家

西と東では高低差2.75mの傾斜地なりに建つ家。庭も傾斜のまま。

雑誌 「住宅建築」 1993年11月号に掲載
雑誌 「コンフォルト」1994年NO15に掲載(西ノ内紙を肌で感じる家
雑誌 「太陽」1999年2月号に掲載(和紙のある暮らし)
「和風の装飾」1999年和風建築シリーズ8に収録
雑誌 「チルチンびと」2004年27号に掲載(10年経った和紙の家)

  築17年目を5月に迎えますが、
      和紙は当初のままで美しさを保っています。


デザイナーハウス・イン・茨城に掲載
(社)茨城県建築士事務所協会発行のカラー写真P64からなる同誌は無料配布。 問い合わせTEL 029-305-7771 FAX029-305-7791

和紙の原料である茨城県北部産の「奥久慈楮」は、通称那須楮と呼ばれ、繊維が長くて強い土佐楮と共に、短くて柔らかい「奥久慈楮」は最良品の楮として中世より現在まで名を馳せております。

 中世時代から当地は「佐竹大方紙」の紙郷であり、江戸時代に入って、名を「西ノ内紙」と改め現在も「楮の生漉紙」の伝統を 守り、国・茨城県無形文化財の指定を受け手漉き和紙を生産しております。
 
この住まいは「西内紙」の紙漉師の一人、菊池三千春さんの住まいです。特長は当然、彼自身で漉いた和紙を用いて、そっくり住まい中を包んでしまったことにあります。和紙のテーマは、五色紙、青(藍染め)・赤(ラック虫染め)黄(化学シリアス直接染料混合染め)・白(無漂白の未晒し)黒(ログウッド染め)の五色染めを部屋毎に2色を対比させながら余白の美を求める試みでした。

 和紙に対する先入観には、よごれる、破れる、燃えやすい 等を持つ方々が大多数ですが、1993年より現在まで私個人用のモデルハウスとして多くの人々の眼をさらしておりますが、改めて和紙の良さを感じていただいております。又客室の畳のヘリは和紙製即ち紙布のタタミヘリです。工程写真を添付しました。

           

五色の帯が見える廊下
        
        壁と天井にログウッド染め(黒)の
        和紙を張った階段室
黒塗りの腰板壁にラック虫染め(赤)
の和紙を壁と天井に張ったWC。
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